第145回(2000年1月分)「20世紀最後の年に求められるもの?」

2013.08.05

西暦2000年は千年紀(ミレニアム)の節目の年にあたるわけです。

2000年は20世紀の最後の年ということです。私達は20世紀から21世紀へ世紀(センチュリー)を跨(また)いでしかも千年紀を超えて生きていく世代です。人間が1000年を生きるには、約40世代かかります。そのうち千年紀に生きている人間はわずか3~4世代です。こういう風に思うと、私達は大変な節目の年に生きていることが実感できます。

20世紀は「工業化社会」といわれ、21世紀は「情報化社会」といわれます。製造業である工業がなくなってしまったのでは、私達の生活はなりたちませんが、コンピューターや通信手段の大進歩が世の中の経済活動の仕組み(パラダイム)を根本的に変えてしまうのです。現在、隆々発展している企業も変らないことには生き残っていかない時代に突入しています。

変らないのは、悪であるという人もいます。悪は滅びるのが世の為です。だから、変ることで善となり、善は栄えるというパターンになります。それくらい変化ということが生き残りの為に不可欠な世の中であるということです。

私達も今一度「自己変革」はまず、自分の意識の変革からはじまることを再確認して、新しい自分を一歩一歩つくり上げましょう。

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