第96回(1995年12月分)「入社20年を振り返って」

2013.05.27

今年の12月は、会社が現在地に新築移転してから満20年になりました。私が入社して満20年ということになります。旧本社工場を知っている社員は私を含めて10人と大先輩のSさんになってしまいました。

会社の20年を振り返ってみれば、
(1)建物の改装や新築を繰り返したこと。
(2)機械設備の更新・新設。
(3)土地や家・リゾートマンション等不動産を大金を借りて購入したこと。
(4)仕事の面では納期にいつも追われていますが、消費税導入の時には、残業につぐ残業や休日出勤の繰り返しで、体力の続く限り仕事と格闘した実感。
(5)そして、仕事の失敗(トラブル)で、窮地に立ったことも何回もありました。その都度、この世のことはこの世で解決するという良い意味の居直りの気持ちで心を鎮めて誠心誠意事に当たったこと。
(6)あらゆる社内の事務手続きや仕事の手順の殆どを改革してきたこと。
(7)社員旅行で二班に分けてグアム島海外旅行へ行ったことや片山津の百万石や東京ディズニーランドそして最後の旅行となった宮崎・鹿児島2泊3日の工場見学研修旅行。
(8)たくさんの人が縁あって入社し、それぞれの事情で退社していったこと。
(9)社員の方々に仕事上の事故で痛い辛い思いをさせたこと。
(10)悲しい事に先代社長はじめ会社にゆかりの人が亡くなったことなど。
いろんなことが、正に走馬灯のように私の頭の中を巡ります。

そして、今、この中西文山堂で社員の皆様と一緒に元気に毎日仕事をさせていただいていることに本当に感謝の気持ちで一杯です。

20周年の祝賀の行事は、何もできませんでしたが、来るべき新工場新築落成の暁には、この20周年の分も併せてお祝いしたいと思っています。

これからは、「温故知新」の言葉を座右の銘として、激変の不透明な時代に明るく立ち向かって前進しましょう。

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