第60回(1992年12月分)「新社長の下で伸びる会社」
2013.04.04
12月25日にお得意先へ年末の挨拶回りに出かけました。今年はとても不景気な話が多いので、私としては貧乏神になるような話は極力さけて、この厳しい時期にもできるだけ「明るい話」、どのような努力(方法)で「良い結果」を得られたか等を中心に聞かせていただくつもりでした。
まず、ある自動車販売会社では、新社長の下で、年間販売台数を過去最高の5,000台に乗せられたこと。全国のディーラーの中でも5本の指に入るくらいの好業績を上げられたことを聞きました。
新聞等では、自動車の生産台数、販売台数は何十万台も減ったように書いてありますが、増えている会社も現実にあることを知って驚きました。
この会社は弊社の大事なお得意先の一つですが、今年創業50周年を迎えられ、併せて新社長が就任され、社員のやる気がこの不況の逆風を吹き飛ばしてしまったようです。来年には全社員でハワイ旅行されるようです。
当社では、昔グアム島へ旅行して以来、海外旅行にはいっておりませんが、旅行がどうこうというより「やればできる」と意気上がるこのお得意先様を見習うべきだと感じました。「厳しい」、「不景気だ」といっても仕事は集まりません。我が社の営業の皆さんには、もっと仕事を集める努力をしていただき、工場の皆さんには、営業を全面的で後へ支える気持ちで仕事に取り組んでいただきたいと思います。