第147回(2000年3月分)「米国人を自宅に泊めて」

2013.08.07

3月24日(金)夕方から28日(火)朝まで4泊の予定で米国人を私の自宅に、「ホームステイ」させることになりました。これは、ロータリークラブのG・S・E(グループ研究交換)というプログラムで、団長(ロータリアン1人)と一般社会人(4人)がお互いの国を訪問しあって、自分の職業に関係ある職場を見学研修するのです。それぞれ職業は医者、大学の職員、刑務官等で、年齢も30代の人が多いです。

日本語の日常会話ぐらいは事前に勉強してくるはずでしたが、挨拶語5つぐらいしか話せません。それでも、手振りや身振りと辞書を並べて何とかコミュニケーションをとっています。お互い相手を思いやる気持ちがあれば、相手のしたい事、言いたい事もだいたいわかるような気がします。表面的にはこれで十分なのでしょうが、本当にお互いが自分の考えていることを伝えて理解を深めようと思えば会話がとても重要です。

4日間さえ過ぎればという気持ちでは大した成果(例え国際親善という名の遊びでも)は得られないとは感じています。又、「日本へ来るのならもっと日本語を勉強して来い」という気持ちも相当あるのです。さぁ逆の立場になって自分が米国へ行くとなると、本当に心細い限りです。

人間にとって「母国語以外の言語が操れること」そして「何かの楽器を演奏できること」が非常にその人生を豊かにすると聞いたことがあります。この機会に、それにチャレンジしようという気持ちになりました。

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