第114回(1997年6月分)「社外の役職を退いたあとは、いよいよ-」

2013.06.20

当月は私が社外で引き受けていた二つの役職の任期が、満了となりました。その一つは、橿原市企業内同和教育推進協議会という団体の会長職であり、もう一つは、橿原中央ロータリークラブの幹事の役職です。人によっては、頼まれた役をうまく逃げる人もいますが、私は頼まれた時にはできる限り引き受け、引き受けた以上は、精一杯努めようと思って今までやってきました。会社にとって直接営業面でプラスになることは少ないですが、会社の社会的な立場から見れば、私が立派にその役職の任務を果たすことは、私個人にとっても会社にとっても有益なことだと思っています。

しかし、これからは工場建設と会社の業務改革に目途をつけるためにも全力を尽くすつもりです。私と私の会社の状況がわかれば、当分役職も回ってこないはずです。そういう意味では、やれる時に引き受けてやっておくことも大切なことだなぁと思う次第です。

21世紀を迎えて、一層飛躍することのできる会社作りは、文字通り外見(建物)よりも中身(会社の業務改革)の方が重要であり、又困難なことです。社員の皆様方の知恵と努力を結集してこの難事業をやり遂げるつもりですので、自分の意見(考え)をどんどん出してくれるようにお願いします。

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