第105回(1996年9月分)「社員旅行と協調性」
2013.06.07
今月は7日(土)~8日(日)の会社の休日を利用して、5年ぶりに社員旅行に出かけました。土、日を利用した日程と予算の関係で、大阪・和歌山の臨海埋立開発地域を見学して、ホテル日航関西空港での宿泊を目玉にした旅行でした。
昔は、日本全体の生活水準が低く、旅行らしい旅行に出かけることができませんでしたが、現在は誰もが経済的にも日程的にもその気になればどこへでも行ける時代です。それに伴って個人の旅行に対する好みも多様化し、「どこでも、行ければ嬉しい」から、折角の休日を自分の好みに合わないことには費やさないという人も増えています。
しかし、会社という集団では、一人一人の好みの傾向は捉えることができても、大半の人を満足させる旅行の計画は、相当な難題です。そこで、やはり会社生活において、仕事以外の場での個人的接触や他の職場の人達との人間関係をつくることの重要性をどう考えるかがポイントになります。
「袖すりあうも他生の縁」というくらいですから、同じ釜のご飯(お金)を分け合う仲間としては、最大限の協調性を発揮して欲しいものです。
来年は、今年以上に参加者が増えて、親睦は勿論、勉強になるような旅行を企画しますので、奮ってご参加下さい。