第233回(2007年5月分)「はしかで大学休校」

2013.12.04

当月は、東京方面で「はしか(麻疹)」が流行して、大学が何校も休校になるという話です。

「はしか」は、子供の頃にみんなかかる(罹る)ものと思っていましたが、近年は「はしか」にかからないまま成人する人が増えているらしいです。子供の頃なら軽症で治るものが、大人になってかかると結構大変な病気だということです。

何でも子供の頃に三種混合ワクチンを投与していなかったとか聞きました。昔、私達の子供の頃は、ワクチンなんかなくてもみんな子供の頃にかかって治るというパターンが、当たり前でした。それが大変化です。

そして、患者が10人~20人出たからといって、何万人も学生が在籍するマンモス大学が休校になるのです。何かおかしいですね。罹った人、はしかの免疫のない人だけが、自分で判断して学校に行かず、外出を控えて、自宅にいればすむことで、他の健康な人には全く関係ないと思うのですが…。

日本の社会が「はしか」ぐらいのことで、過敏に反応して、大袈裟すぎると感じました。とはいえ、社員の方々で「はしか」の免疫のない方は、十分気をつけて下さい。

一覧

このページの先頭へ