第186回(2003年6月分)「日本経済復興の兆し」
2013.10.02
日本経済が少し良くなるのかなぁという話です。地に落ちていた銀行の株価が、上がりました。りそな銀行(旧大和銀行や旧あさひ銀行)に対する約2兆円の公的資金注入等、政府の銀行指導の強い姿勢が打ち出されたことで、日本の金融システムに対する安心感が幾分回復した結果かと思います。
イラク戦争が終息して、アメリカの景気も好くないのですが、外国人投資家が、国際的に見て安い日本の株を買い続けている結果、日本の株価も9,000円台に戻り、銀行が保有する株の含み損もなくなり、一層株価が上がりそうな気配です。が実際、先のことは誰もわかりません。
ただ、私達の周囲の状況を見る限り、今のような経済状況がしばらく続くと思います。ジリジリと売価低下の中で、私達は時間というコスト、失敗という無駄なコストを一層引き下げられるよう創意工夫して、営業利益の確保につとめねばなりません。
「地道にコツコツ」これが、このデフレ時代を生残るコツ。
デフレ時代のコスト見直しは、「私達の新規開拓のチャンス」。