第6回(1988年6月分)「会社は自己革新の道場」
2013.01.23
私は6/15~6/18の正味3日間、全国農協印刷連盟の総会に四国(高松・琴平)へ出張しました。社員の方には数年前までだいたい勤続年数の古い人から順番に総会に出席して連盟会長から表彰を受けていただいておりました。
ところが連盟の表彰規定が永年勤続表彰は、顕著な業績を上げた人を対象とするように改訂されたこと、もう一つは、表彰を受けるためにわざわざ遠方に行ってもすぐ帰ってくるだけでゆっくりできないという理由から、弊社ではここ数年どなたも表彰の推薦をしておりません。特別表彰という形で推薦できる人がでてきて、しかもゆっくりと骨休めをしていただけるようになればいいなぁと思うときもあります。
しかし、よく考えてみると、一人のスーパーマン(特別表彰受賞者)の出現よりも、会社全体のレベルが上がるほうが会社にとってはプラスが大きいし、その相乗効果というものはたいへんなボリュームになるのではないでしょうか?
こういう点からも一人一人の努力による能力伸長が会社という組織にとっても、職種毎に細分化された各部門にとってもいかに大切なことかよくわかると思います。
どうぞ皆様自分の能力開発に骨惜しみせずに、この会社という道場をフルに使って日々自己革新していただきますようお願いします。
補足コメント
全国農協印刷連盟とは、農業協同組合様を得意先とする印刷会社の全国組織。都道府県単位で、原則1社の印刷会社が加盟を許可される。中西文山堂は、1964年に加盟。