第163回(2001年7月分)「デフレ進行で会社倒産増加」

2013.08.30

参議院議員の選挙が終了して、スッキリ明るい方向へどんどん向かっていくのでしょうか?到底そういう予感はしません。むしろ、デフレ傾向がまだまだ進行するのではないでしょうか?

デフレ時代には給与生活者(サラリーマン)は失業しない限り、無茶苦茶生活に困ることはありません。むしろ賢い消費者として行動すれば、安くて良い物も手に入れることが出来きて安定した生活ができるのです。

ところが、会社は大変です。収入が減っているのにたとえ仕事の量は前年と同じだけ処理していても単価が下がれば収入は減ります。まして、量が減れば一層収入減になります。そんな中でも、給料は一定額を支払わねばならないのですから苦しいのは当然です。つまるところ赤字にでもなれば、その赤字経営の会社はゆっくりと倒産に向かいます。当社の得意先でも、今年は早や2社が倒産にして、当社も被害を受けています。

そのような最悪の事態に陥らないよう、私達はもっと危機感をもって必死に行動しなければなりません。

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