第151回(2000年7月分)「悪い知らせは早く!」

2013.08.12

このごろ大企業が消費者(お客様)に不誠実極まりない事件(犯罪というべきか)を引き起こしています。先月の雪印乳業の牛乳事件、今月の三菱自動車のクレーム隠しの事件です。

どちらも共通していえることは、悪い報告(実態)を上司にしないということです。特に社長が記者会見で一番重要な実態を社員から知らされていない事実が表面化して、一気に信用失墜しています。

「悪い知らせは早く」報告することは、どんな組織でも危機管理の面から一番重要です。一部の社員が自分達の責任を恐れるあまり、事実を隠そうとしたり、内々で穏便に処理しようとしているうちに、事態がどんどん悪くなり、詰まるところ取り返しのつかない結果になってしまいます。

実際のところ、上司(社長)は権限があるのですから、一番有効な手段をお客様に対してとることが可能です。社員に事態の重大さや深刻さがキッチリ伝われば、それこそ全社員が会社の危機に全力をあげて、それぞれの持場で事態の収拾に奔走するはずです。社員が一致団結してがんばれば、最悪の事態を回避するチャンスがあるのです。

ところが上記のケースのように「なぜ?もっと早く!なぜ?本当のことを!」報告してくれなかったのかといっても、もう後の祭りです。

当社でも小規模ながらこれに似たことは時々起こります。決して他人事とは思わず「悪い知らせは早く」を企業人の座右の銘として仕事していただくよう切望します。

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