第125回(1998年5月分)「新給料体系の整備」

2013.07.05

当月は年1回の昇給月になっています。3月21日(4月分)に遡っての昇給で、5月の給料は、5月分と4月の昇給分の差額が支給されます。

工場部門においては、担当責任者からも説明を聞いていただいたとおり、新給与体系を今年から実施いたします。それは、従来の基本給を本人給(年齢と勤続年数で決まる)と職能給(職能要件表による本人の等級の格付けと号級によって決まる)に分割しました。要は、年齢・勤続による昇給と能力向上による昇給とをはっきり分けたわけです。

来年度の昇給については、会社業績による昇給テーブルの明示(業績良、並、悪)により、各個人がそれぞれの等級での人事考課を受けていただき、その昇給テーブル(等級と評価ABCDEFによって号級が何段階上がるか示す)に基づいて、新しい号級(新しい職能給)が決まるようになるわけです。人事考課には、1年間を通しての本人の業績向上・能力向上が大きなウエイトを占めることになります。自分が会社から望まれていることをはっきり理解して職務に、そして能力開発に取り組んで下さい。又、逆に自分として会社に認めてもらいたいこともはっきり表現して、自分なりのアピールポイントについての目標を明示してその評価を受けていただければ、各個人の努力は、今まで以上に給料査定にはっきい反映され、公平・有効なものとなると思います。

どうか、新給料体系の意義をよく理解して、より高い給料を獲得して下さい。営業・総務部門については、今見直しの途中ですが、来年には新給料体系をつくるつもりです。

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