第84回(1994年12月分)「他社の社訓に学ぶ」

2013.05.10

営業部員(奈良方面)と数回丸1日営業活動を共にするうちに、ある会社の社長室兼応接室に掲げられていた小さな額に目が留まりました。それは、
『1 心が意識を作り
2 意識が態度を作り
3 態度が行動を作り
4 行動が習慣を作り
5 習慣が人格を作り
6 人格が運命を作る』というものでした。

奇しくも、お隣の日高産業株式会社(現在、当社で会社案内を受注して制作中)の社訓は、「自分の人生の為に」と題して、第1に「自分が変われば相手が変わる。」次に前記の1~6と共通で、「~が変われば~が変わる。」という形式が続き最後に「運命が変われば人生が変わる。」となっています。

どちらも共通していることは、「心(気持ち)」の大切さを強調するものであり、それが運命をも左右するくらいに根本的なものだといっているわけです。簡単な語呂合わせの短文の繰り返しではありますが、共鳴して納得できる内容です。長いようで短い人生を精一杯生きていき、日々新たに自己革新をする自分を作り出す為にはぴったりの教訓です。

私達は、会社生活や家庭生活を結構忙しく送っています。その為にややもすると安易で楽なマンネリズムに陥ってしまいます。やはり、心に決めた目標をもって今日(現在)努力して、昨日(過去)の自分を乗り越えて明日(未来)の自分を作ることが、遠回りのようであっても結局は自分自身の人生を精神的にも物質的にも豊かにする早道ではないでしょうか?

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