第80回(1994年8月分)「外国人留学生との接し方」

2013.05.02

今月は外国から来た留学生を二人、私の家に短時間ではありますが、招待する機会がありました。彼女らに接して感じたことを話してみます。

まず、一人はフランス人の女性で、日本に関する弁論大会で優勝した副賞として来日したそうです。彼女は、顔は小さくてかわいく、とてもスタイルの良い女の子です。
しかし、
(1)タバコをスパスパ吸う。
(2)日本の古い文化財に興味を示さない。
(3)ゲームセンターで遊ぶのが好き。
という子です。
私はその様子を見て、唖然としてしまいました。私も含めて、なぜ日本では未成年はタバコを吸ってはいけないということを最初の出会いで日本の大人が注意しなかったのか?短期間だし、イヤなことを言って嫌われることもないと思ったのでしょう。ゲームセンターも話のタネにはいいけれど、もう少し日本文化に関心を示すように指導できなかったのか?どうもフランス語とか英語という外国語での会話に、余りにも受け入れ側が未熟すぎて噛み合わなかったことが、原因のように思われます。その結果、本人も受け入れ側も時間をもて余し、安易に時間を潰すゲームセンターの味を覚えさせてしまったのではないでしょうか?日本に興味をもった一人のフランス人女性には、日本という国と日本人がどのように映ったのか、とても気になりました。

国際化の時代と言われても、私達は現実には仕事で外国人に接する機会が殆どなく、個人的にも一生のうちに何回かしか外国へ行くこともないわけですが、余りに外国人との付き合い方がヘタすぎるように感じました。同じ地球人として、やはり言うべきこと、言いたいことをはっきり主張できなければ、本当の人間と人間の付き合い、そして相互理解はできないのではないでしょうか?その場さえ逃れられれば良いという付き合い方では、相手には何の印象も残らない出会いにしかならないはずです。せっかくの縁を生きた縁にしていくのには、語学力はもちろん重要ですが、それ以上に外国人に対する心構えではないでしょうか?それは、自国の文化と自分の生き方に誇りを持ち、自分の意志をはっきり相手に理解させようとする努力と逆に相手を理解しようとする努力だと思います。

だから、最近デンマークから来日した、もう一人の留学生のリスベット嬢には、この心構えで接し、よき日本文化と日本人のよき理解者になってもらえるようにするつもりです。

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