第72回(1993年12月分)「お金がなくても幸せ」

2013.04.22

「教育と幸福」について川上源太郎という人が「幸福な生き方」という本の中で書いていることに目が留まりましたので紹介させていただきます。「教育の根本は、金がなくても幸せな人間を育てる、という希望ではないか。私は、貧乏を勧めているのではない。金がなくても幸せな人間ほど金の使い方がうまく、金を持った分だけ幸福が増進する。金がなければ不幸だという人間は、いくら持っても不幸なのである。こんな豊かになった日本社会の全体に、不足、不幸の気分が漂っているのは、この教育の根本を見逃しているからだ。」「金がなくても、文庫本で名作を読んでいれば、心が満たされる。金がなくても、散歩の道すがら草花を愛でていれば、心が慰められる。こんな人間を育てる為に、小学校から国語の授業があり、理科の教育があったのだ。教科が変わっても年齢が上がっても、教育のこの根本は絶対に変わらない。金がなくてももてる幸福は、金があっても買えない幸福である。」

私は、かねがね新入社員の皆様には、「会社という場所で自分の人間を磨いて欲しい」とか「会社の仕事を通じて人間的成長を果たして下さい」と最低1回は話しています。会社で働くということは、単に生活する為のお金を得る目的の為だけと思っている方もいるかもしれません。

私としては、一人でも多くの人が「この会社で働いて良かった。」と思ってくれることに無上の喜びを感じます。又、これからもそう思ってくれる社員が一人でも増えるように努力したいと思います。そして一緒に仕事をする社員の皆様が、仕事を通じてお互いを磨き、志を同じくする者(同志)であると思うようになれば、この「中西文山堂」が事業をする会社としての存在に加えて、人間を教育する会社としての存在がクローズアップされます。そして、これこそが会社の社会的存在の証明ではないかとも思います。

最後に、世間は不況ですが、私達は心は広く明るく今日の苦しさに耐え、明日立派な花を咲かすことができるよう努力し続けましょう。

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