第71回(1993年11月分)「日本経済の再構築と我が社」

2013.04.19

今月は金利の話から始めます。公定歩合(日本銀行が銀行に貸し出す金利)が1.75%と史上最低になり、銀行が優良会社に貸し出す短期の金利(短期プライムレート)が3.125%まで下がりました。その為に、私達が銀行へ定期貯金しても3年前なら7%にもなった3年定期貯金の利率がなんと2%ぐらいになってしまいました。この定期貯金利率は、昔の普通貯金の利率です。

昔なら、金利が下がると設備投資が増え、株価が上がり、景気が良くなったのですが、今回の不況は全く様相を異にしています。銀行が抱えている、もちろんいろんな企業・個人が抱えている、不良債権の額が余りに莫大すぎて、以前のように経済のシステムが作動しなくなっているのです。
バブルのつけといえばそれまでですが、むしろ第二次世界大戦後の日本の経済が内包してきた諸矛盾と、世界の冷戦構造の消滅とが重なって、先の見えない今まで経験したことのない不況の中に入っています。

これから、日本の経済のしくみがどう変化していくのか、はっきりはわかりません。よく皆様も聞かれたことのあるリストラクチャー(再構築)が日本経済全体及び各企業において実施されることは間違いありません。私達の日常の生活にも必ず大きな影響が出てくるはずです。

当社では、この時期に本社工場用地の取得及び社屋の建設を計画しています。世界が不況で大変な時期に当社にとっての大事業を計画できること自体、当社にそれだけの力が備わった証拠です。日々の仕事で地歩を固めつつ、何とか日本経済のピンチを当社のチャンスとして生かしたいのです。

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