第64回(1993年4月分)「花いっぱいの会社」

2013.04.10

今月に入って会社のあちこちで、チューリップが色とりどりに咲いて私達の目を楽しませてくれています。玄関階段の三色すみれも、一時は寒さの為に花がしぼんでいましたが、今は何とか元気に咲いています。これらは、美化委員の人達が世話をしてくれたお陰です。これだけ多くの花が会社の周りに咲いたのは、おそらく会社はじまって以来のことでしょう。
広い敷地に、花壇があり芝生があり池があり、植木がある。庭園といえば大袈裟かもしれませんが、そういう会社を見ると、外観で判断して、いい会社だと誰もが思うでしょう。
実際、中味(経営状態)に相当ゆとり(余裕)がある会社でないと、その庭の維持管理にかかる費用の負担はとてもできないでしょう。会社のゆとりは、一口にいって、その会社が高収入を上げることによって生まれます。

当社も今は敷地、特に駐車スペースが狭くて狭くて営業者の出入り、資材の受け入れにも支障をきたしている状態です。1日も早く広い工場用地を獲得して、植木や花の植えられる庭園とまではいかないまでも、ゆとりの感じられる工場を作りたいものです。
そのためには、日頃の生産、販売活動を徐々に変革していかねばなりません。そうしないと、一時立派な庭ができてもそれが維持管理できないという、みっともないことになりかねません。

社員の皆様には、何事も継続することの難しさと、継続することによって培われる「実力を」、会社と仕事を通じて体得していただきたいと思います。

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