第16回(1989年4月分)「バタバタして、利益を上げる」

2013.02.06

社員の皆様には、3月・4月と肉体的・精神的に限界まで頑張っていただきありがとうございました。

仕事というものは妙なもので、忙しい時にはどんどん集中してきます。会社の設備も人間も最高に忙しいときを基準にしていませんから、当然のこととして、残業・外注等という形で処理せざるを得ません。
ところが忙しい時は、外注先も忙しいし外注価格も高くなり、お客様へ納品はしたけれど社内には何も残らないというケースがよくおこります。
やはり基本は、「社内の生産を増し、しかも効率を上げる」、「トラブルなどによる損失をなくす」ということです。
この2点が欠けると「忙しいけれど会社には利益が残らない」、「バタバタしてくたびれ儲け」ということにしかなりません。

最繁忙期の最終月の5月を「バタバタして利益の残る月」にするよう頑張りましょう。

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