第9回(1988年9月分)「人身事故からの戒め」

2013.01.28

今月は天皇陛下の病気や、ソウルオリンピックのことでなんとなく世間が例月とは異なるザワツキを見せています。
このザワツキの中で先週末たいへんな交通事故が発生しましたのは、皆様よくご存じのことと思います。被害者(41才、主婦、ご主人多忙、子供3人)の傷のこと、家族への負担、加害者(姉入院中)の心情、経済的負担等、諸般の事情を聞けば聞くほど悲痛な思いでいっぱいです。
悔やんでも悔やみきれない出来事です。

自動車は私達の生活にとって今や不可欠なものであります。しかし、一つ間違えば、殺人凶器にもなるということを改めて思い知らされました。
日本での年間交通事故死者が1万人を超えるのだそうです。正に交通戦争です。私達は安全第一を常に頭においてこの戦争に巻き込まれないように積極的な防衛運転を肝に銘じ行動しましょう。絶対に「自分だけは大丈夫!」と過信しないことです。

補足説明
4月入社の新入社員が、会社の昼休み中に無届で外出。自分の車を運転して、銀行に出金に行って、帰社する途中に午後の始業時刻に遅れそうになり、無謀運転の結果、歩道歩行中の女性に重傷を負わせてしまいました。

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