第221回(2006年5月分)「京奈和自動車道の全面開通は?」

2013.11.19

京奈和道の一部開通について感想を述べます。過日、奈良新聞の記者の方が来社され、京奈和道開通についてコメントを求められました。いつ記事になるのかわかりませんが、日頃、奈良県の道路について思っていることをベラベラ話しました。

例えば、奈良-橿原(20km)に1時間以上かかるのは、県民にとっての時間的経済損失は膨大です。これは、政治家や行政の怠慢はいうに及ばず、地権者の権利を保護しすぎ公益の重要性に対する認識が低い点に問題があると思います。

60年前の戦争時代に個人の私益を極端に制限しました。戦後その反動として個人の権利を手厚く保護した結果、社会全体の効率が大きく阻害されることになっています。私は、公益という点をもっと重視して、社会の経済活動の円滑化の為にもっと速く道路を整備すべきだと思います。

日頃、車で道路を走っていて不満を感じることにも社会の大きな仕組みの中でそうなってしまっていることを知って、不便を感じた一人ひとりが自分はその解決の為に何ができるかと考えはじめ行動したら、すごいパワーになって、世の中変わっていくはずです。

こんな話の中で、いつになるかわからないなぁと諦めながら、京奈和道の郡山-奈良間の早期完成を期待しています。

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